鹿角広域行政組合消防本部消防救助隊規程(平成6年鹿角広域行政組合規程第16号)の全部を改正する。

目次
 第1章 総則(第1条〜第2条)
 第2章 救助隊の編成等(第3条〜第9条)
 第3章 救助活動(第10条〜第16条)
 第4章 救助活動報告等(第17条〜第20条)
 第5章 広域相互応援協定等(第21条)
 第6章 教育訓練等(第22条〜第23条)
 第7章 雑則(第24条)
 第8章 補則(第25条)

   第1章 総則
 (趣旨)
第1条 この規程は、鹿角広域行政組合消防救助隊(以下「救助隊」という。)について必要
 な事項を定めるものとする。

 (用語の意義)
第2条 この規程における用語の意義は,次の各号に定めるところによる。
 (1)救助活動とは、自然災害、人為災害を問わず、広く一般の災害により生じる事故のうち
  生命又は身体に危険が及んでおり、かつ、自らその危険を排除することができない者(以
  下「救助を要する者」という。)についてその危険を排除し、又は安全な状態に救出する
  ことにより人命の救助を行うことをいう。
 (2)救助隊とは、消防法(昭和23年法律第186号。以下「法」という。)第36条の2の規定に
  基づき、救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令(昭和61年自治省令第22号。以
  下「省令」という。)に定める基準に従い、配置される救助隊をいう。
 (3)救助器具とは、省令別表第1及び別表第2に掲げる器具をいう。
 (4)救助工作車とは、道路運送車両法(昭和26年法律第185号)及び道路運送車両の保安基準
 (昭和26年運輸省令第67号)に定める緊急自動車の基準に適合し、救助活動に必要な構造及
  び設備を有し、救助器具を積載することができる車両をいう。

   第2章 救助隊の編成等
 (設置及び編成)
第3条 消防署に救助隊を置く。
2 救助隊は、隊長、副隊長及び隊員(以下「隊員等」という。)をもって編成する。

 (救助工作車の表示)
第4条 救助工作車の側面には「鹿角広域行政組合消防署」と表示するものとする。

 (救助隊の装備)
第5条 救助隊の装備は、第2条第3号及び第4号に掲げる救助器具並びに救助工作車とする。

 (隊員等の任命)
第6条 隊員等は、次の各号のいずれかに該当する消防職員とする。
 (1) 消防大学校における救助科又は消防学校の教育訓練基準(昭和45年消防庁告示第1号)
  に規定する消防学校における救助科を修了した者
 (2)救助活動に関し、前号に掲げる者と同等以上の知識及び技術を有する者として消防長が
  認定した者
 (3)任務遂行上適正と認められるもの
2 隊員等の任命は、前項に基づき次の各号によるものとする。
 (1)隊長は、消防司令補以上の階級を有する者のうちから、署長の指名により消防長が任命
  する。
 (2) 副隊長は、消防士長以上の階級を有する者のうちから、署長の指名により消防長が任命
  する。
 (3)隊員は、救助活動に関し適正を有する者のうちから、署長の指名により消防長が任命す
  る。
 (4) 隊員等の選抜基準は、別に定めるものとする。
3 救助指導員は、救助隊員の資格を有する者のうちから、署長の指名により消防長が任命す
 る。
4 隊員等の解任にあっては、署長の報告により消防長が解任できるものとする。

  (隊員等の任務)
第7条 隊員等の任務は、次の各号によるものとする。
 (1) 隊長は、上司の命を受けて救助隊の隊務を統括する。
 (2) 副隊長は、上司の命を受け、隊長を補佐し、救助隊の隊務に従事する。
 (3) 隊員は、隊長の指揮監督に従うとともに、相互に連携し救助活動を実施するとともに救
  助隊に関する事務の処理及び救助資機材の維持管理にあたるものとする。
2 救助指導員の任務は、次の各号によるものとする。
 (1) 救助指導員は、隊員の技能の統―及び維持向上を図るため、救助活動に必要な知識と技
  術に関する指導を行うものとする。
 (2) 救助指導員は、別に定める規程に基づき、安全推進員として訓練時の安全確保に努める
  ものとする。

  (隊員等の服装)
第8条 隊員等は、救助活動及び救助訓練を実施する場合は、鹿角広域行政組合職員被服貸与
 規程(平成6年規程第11号)に定めるものを着用するものとする。

  (安全管理)
第9条 救助活動及び救助訓練時の安全管理は、鹿角広域行政組合消防安全管理規程(平成6
 年規程第15号)に基づき実施するものとする。

   第3章 救助活動
  (救助隊の出動)
第10条 署長は、災害が発生した旨の通報を受けた場合又は災害が発生したことを知った場合
 において、救助活動の必要があると認めるときは、直ちに救助隊を出動させなければならな
 い。
2 前項の場合において、署長は、消防隊又は救急隊(以下「救助隊各隊」という。)との連携に
 十分配慮しなければならない。

  (救助活動)
第11条 署長は、災害の状況を的確に把握し、当該災害の状況に応じた救助活動の実施に関す
 る体制を決定し、救助隊を掌握するものとする。
2 隊長は、救助隊の隊務を的確に判断し、隊員を指揮監督するとともに、危険が予測される
 場合には隊員の安全を図るため、必要な措置を講じなければならない。
3 隊員は、習得した知識及び技術を最高度に発揮するとともに、救助器具を有効に活用して
 救助活動を行うとともに、自らの安全を確保し、相互に安全を配慮し合い、危険防止に努め
 なければならない。

 (他隊の連携等)
第12条 救助隊は、救助活動を行うにあたっては、他の救助隊各隊との緊密な連携のもとに活
 動するものとする。
2 隊長は、救助活動を行うにあたっては、必要に応じ関係機関と密接な連絡をとるものとする

 (関係機関との情報連絡体制)
第13条 署長は、関係機関と救助活勤の実施に係わる緊密な情報連絡体制を確保しておくよう
 務めなければならない。

 (救助現場付近にある者への協力要請)
第14条 隊長は、救助現場において救助活動上緊急の必要があると認められる場合は、付近に
 ある者に対し、協力を求めることができる。この場合、救助出動報告書に、住所、氏名、年
 齢及び協力内容等を記録しておくものとする。

 (救助活動の中断)
第15条 署長は、次の各号に掲げる場合には、救助活動を中断することができるものとする。
 (1)災害の状況、救助活動に係わる環境の悪化、天侯の変化等から判断して、救助活動を継
  続することが著しく困難であると予測される場合
 (2)隊員等の安全確保を図る上で、著しく危険であると予測される場合

 (その他の災害活動)
第16条 その他の災害出動については別に定めるところによる。

   第4章 救助活動報告等
 (救助活動報告)
第17条 救助隊の救助活動報告は、救助出動報告書により消防長に報告するものとする。

 (火薬の消費報告)
第18条 救助隊が保有する火薬を使用した場合は、別に定める救命索発射銃(雷管・火薬)使
 用簿により署長に報告し、また、毎月在庫状況も署長に報告するものとする。

 (その他の報告)
第19条 隊長は、次に掲げる報告書の第1号は、毎月署長に報告するものとし、第2号は訓練
 前、第3号は訓練終了後に報告するものとする。
 (1) 救助資機材等点検報告書
 (2) 救助訓練前資機材安全点検表
 (3) 救助訓練記録簿

  (救助活動検証)
第20条 署長は、救助活動を実施した事例の検証を行い、その問題点及び改善点を明らかにし、
 今後の救助活動及び隊員の教育訓練に反映させ、救助活動実施体制の充実強化を図るよう努
 めるものとする。また、特異事象の救助活動検証を行った場合は消防長へ報告するものとす
 る。

   第5章 広域相互応援協定等
  (広域相互応援協定)
第21条 大規模又は特殊な災害等の発生した場合における救助活動の実施に関しては、別に定
 めるものとする。

   第6章 教育訓練等
  (教育訓練計画)
第22条 署長は、隊員等に対し、次の各号に掲げる教育訓練について、年間教育訓練実施計画
 を作成するものとする。
 (1) 救助基本訓練
 (2) 救助応用訓練
 (3) 救助器具取扱訓練
 (4) 各種救助事故想定訓練
 (5) その他必要な訓練
2 隊長は、前項の教育訓練実施計画に基づき、計画的に教育訓練を実施するものとする。

  (各種資格の取得)
第23条 隊員等は、救助活動に必要な資格の取得に努めなければならない。

   第7章 雑則
  (簿冊)
第24条 救助隊は、次の簿冊を管理するものとする。
 (1) 救助出動報告書
 (2)救助資機材−覧表
 (3)救助資機材受払簿
 (4)救助訓練報告書
 (5)救助隊員名簿
 (6)救助工作車小型移動式クレ−ン月例点検実施表
 (7)救命索発射銃(雷管・火薬)使用簿
 (8)救助訓練前資機材安全点検表

   第8章 補則
 (補則)
第25条 この規程に定めるもののほか必要な事項は、消防長が別に定める。

   附 則
  (施行期日)
1 この規程は、公布の日から施行する。

  (経過措置)
2 この規程の施行日の前に鹿角広域行政組合救助隊員として任命を受けている者は、すでに
 この規程による任命を受けた者とみなす。

様式等(省略)


鹿角広域行政組合消防本部
Kazuno Fire Department

○鹿角広域行政組合救助隊規程(平成15年規程第3号)