鹿角広域行政組合消防職員服務規程(平成6年鹿角広域行政組合規程第17号)の全部を改正する。

   第1章 総則
 (趣旨)
第1条 この規程は、法令その他別に定めがあるもののほか、鹿角広域行政組合消防職員
 (以下「職員」という。)の服務に関し、必要な事項を定めるものとする。

 (用語の意義)
第2条 この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号の定めるところに
 よる。
 (1)職員 消防長が任命する消防吏員及びその他の職員をいう。
 (2)所属長 当該職員の所属する課、消防署及び分署の長をいい、消防次長、課長及び
  署長にあっては消防長、分署長にあっては署長をいう。
 (3)監督員 消防吏員のうち、消防司令補以上の階級にある者をいう。

   第2章 職員一般
    第1節 服務心得
 (服務心得)
第3条 職員は、法令等の定めるところに従い、誠実に職務を遂行しなければならない。

第4条 職員は、常に次の事項を守らなければならない。
 (1)消防技能及び知識の習得に努めること。
 (2)職務の遂行に当たっては、公正かつ親切丁寧を旨とし、消防活動に際しては、敏し
  ょう果敢な行動をとること。
 (3)礼儀を正し、秩序を維持し、融和団結を図ること。

    第2節 制服等
 (着用期間)
第5条 職員の制服の着用期間は、次のとおりとする。
 (1)夏服 6月1日から9月30日まで
 (2)冬服 10月1日から5月31日まで

 (制服等の着用)
第6条 職員は、職務の遂行に当たって、制服を着用するものとする。ただし、次の各号
 のーに該当する場合は、活動服等を着用することができる。
 (1)消防本部及び消防署(分署を含む。以下この項において同じ。)の職員が、立入検
  査又は諸調査等で制服を汚損するおそれがある職務の執行に当たるとき。
 (2)消防本部の職員及び消防署の毎日勤務する職員が、主として消防活動又は特殊な事
  務作業に従事するとき。
 (3)消防本部の職員が、正規の勤務時間を超えて執務するとき。
 (4)消防署の職員が執務するとき。
 (5)所属長が、制服を着用する必要がないと認めたとき。
2 職員は、制服の着用に当たっては、次の事項を守らなければならない。
 (1)常に服装は清そで、容姿は端正に保つこと。
 (2)左胸部に名札を付けること。
 (3)右胸部に階級章を付けること。
 (4) 左袖上部の所定の位置にエンブレムを付けること。
 (5)冬服着用に当たっては、左襟部に職員記章を付けること。
 (6)貸与されたネクタイを着用すること。ただし、所属長が必要でないと認めたときは、
  この限りではない。
 (7)出勤、退庁時は、制服及び私服を混用しないこと。
 (8)制服を着用して見苦しい行為をしないこと。
 (9)制服は、保存手入れをし、丁寧に取り扱うこと。
(10)貸与品以外の靴等を着用するときは、貸与品の色調及び制式と類似したものを用い
  ること。
3 職員は、儀式及び礼式等の際、白手袋を着用するものとする。
4 職員は、火災及び各種災害(以下「火災等」という。)の出動の場合に防火帽及び防
 火衣等を着用するものとし、訓練及び警戒出場の場合は、必要に応じて着用するものと
 する。

    第3節 消防手帳
 (手帳)      
第7条 消防吏員の身分を証明するため、消防吏員に消防手帳(以下「手帳」という。)
 を貸与する。
2 手帳の様式は、様式第1号のとおりとする。
3 手帳は、消防本部の消防手帳貸与原簿に基づき、一連番号を付しておくものとする。

 (取扱い)
第8条 手帳の取扱いについては、次の事項を厳守しなければならない。
 (1)手帳は、他人に貸与し、交換し、又は改ざんしないこと。
 (2)手帳に自ら記載した事項は、上司に求められて提示するほか、他人に見せないこと。
 (3)手帳には、職務に関する事項以外は記載しないこと。
 (4)手帳は、職務を執行する場合のほか、使用しないこと。

 (再交付手統)
第9条 消防吏員は、手帳の記載事項に変更があったとき、又は汚損し、破損し、亡失し、
 若しくは滅失したときは、消防長に消防手帳再交付申諸書(様式第2号)を提出し、再
 交付を受けなけれぼならない。
2 消防吏員は、手帳の記載事項に変更があったとき、又は手帳を汚損し、若しくは破損
 して再交付を受けようとするときは、消防手帳再交付申諸書に当該手帳を添えて提出し
 なければならない。

 (返納)
第10条 所属長は、所属消防吏員が死亡し、退職し、停職し、又は休職したときは直ちに
 手帳を返納させなければならない。
2 消防吏員は、手帳を亡失して再交付を受けた後に、亡失した手帳を発見したときは、
 これを直ちに返納しなければならない。

    第4節 職員の登退庁、届出等
 (出勤簿)
第11条 職員は、出勤したときは、自ら出勤簿に押印しなければならない。
2 出勤簿は、消防本部においては総務課長、消防署においては署長、分署においては分
 署長がこれを管理する。

 (遅刻等)
第12条 職員は、やむを得ない事情により遅刻、早退又は一時庁外へ出ようとするときは、
 所属長の承認を得なければならない。

 (休暇)
第13条 職員は、職員の勤務時間、休暇等に関する条例(平成7年鹿角広域行政組合条例
 第1号。以下「勤務時間条例」という。)及び職員の勤務時間、休暇等に関する規則(
 平成7年鹿角広域行政組合規則第1号。以下「勤務時間規則」という。)に規定する休
 暇の承認を受けようとするときは、努めて事前にその理由及び予定日数等の必要な事項
 を明らかにし、所属長に請求しなければならない。

 (届出)
第14条 職員は、次の各号の一に該当するときは、所属長に届け出なければならない。
 (1)欠勤しようとするとき。
 (2)在勤地外へ旅行しようとするとき。
 (3)証人及び鑑定人として出頭するとき。
 (4)居住地を決定し、又は変更したとき。
 (5)身上に異動があったとき。
 (6)新聞、維誌等に職務上に関する所見を投稿するとき。
2 職員は、前項第2号の規定にかかわらず、国外旅行をしようとするときは、総務課長
 に届け出なければならない。

    第5節 招集
 (招集命令者)
第15条 消防長は、火災等の災害又は災害発生予防のため、職員を招集し勤務に服させる
 ことができる。

 (伝達方法)
第16条 招集の伝達方法は、次のとおりとする。
 (1)緊急伝達 消防信号、電話、電子メール及び伝令により伝達するもの
 (2)事前伝達 日時及び場所等を事前に伝達しておくもの

 (参集の義務)
第17条 職員は、次の各号のーに該当するときは、速やかに参集しなければならない。た
 だし、やむを得ない事情のため参集することができないときは、所属長にその旨を届け
 出なければならない。
 (1)招集の命を受けたとき。
 (2)火災警報が発令されたとき。
 (3)居住区域内及びその周辺に火災等が発生したとき。
 (4)震度5以上の地震が発生したとき、又は地震による被害の発生が予想されるとき。
2 前項の規定による参集場所は、同項第1号の場合にあっては指定された場所、第2号
 及び第4号の場合にあっては勤務部署、第3号の場合にあっては災害現場とする。
3 第1項の規定により火災現場に参集する場合は、活動に最適な服装を整え、その他の
 場合にあっては指定された服装をしなければならない。

 (参集報告)
第18条 所属長は、招集が行われたとき、又は火災警報が発令されたときは、職員の参集
 状況を消防長に報告しなければならない。

 (参集心得)
第19条 職員は、常に招集に応ずることができるよう、次の事項を遵守しなければならな
 い。
 (1)服装及び携帯品は、常に準備しておくこと。
 (2)外出するときは、行先を明らかにしておくこと。
 (3)気象その他の状況が火災等の災害予防上危険と認められるときは、自ら勤務部署に
  連絡し、上司の指示を受けること。

    第6節 公傷
 (公傷の措置)
第20条 所属長は、職員が執務中に負傷し、又は発病した場合は、応急措置を講じ、速や
 かに消防長に報告するとともに、医療機関において必要な処置を受けさせなければなら
 ない。

   第3章 消防本部
 (勤務時間等)
第21条 消防本部の職員(以下この章において「本部職員」という。)の勤務時間等は、
 職員の勤務時間に関する規程(平成7年鹿角市規程第4号)の例による。

 (当直)
第22条 消防長は、気象状況その他の事情により本部職員を当直させることができる。

 (当直の執務)
第23条 前条の規定により当直する本部職員(以下「当直員」という。)は、次の事項を
 処理しなければならない。
 (1)文書の収受及び緊急を要する文書の発送
 (2)火災等の災害発生の指令、連絡及び情報の収集
 (3)火災及び盗難の予防
2 当直員は、前項第1号及び第2号の事項を処理するにあたり重要又は異例に属するも
 のは、上司の指示を受けなければならない。

 (退庁時整理)
第24条 本部職員は、退庁するときは各自所管の文書、物品等を整理し、所定の場所に収
 納しなければならない。

 (会議)
第25条 消防長は、毎月、定例会議を開催し、必要に応じて幹部会議を開催する。
2 前項の会議の参集範囲は、別に定める。

   第4章 消防署
    第1節 勤務要領
 (勤務時間等)
第26条 消防署及び分署に勤務する職員(以下この章において「署員」という。)は、交
 替制により勤務することとし、勤務時間等は別に定める。
2 前項の規定にかかわらず消防長の指定する署員は、毎日勤務とし、勤務時間について
 は、第21条の規定を準用する。

 (勤務の特例)
第27条 署長は、火災等の災害が発生したとき、又は必要があると認めるときは、前条の
 規定にかかわらず署員の勤務時間を延長し、又は非番若しくは休日であっても勤務に服
 させることができる。

 (点検)
第28条 署員は、毎日午前8時30分までに鹿角広域行政組合消防訓練礼式規則(平成6年
 鹿角広域行政組合規則第27号)による通常点検の全部又は一部を実施しなければならな
 い。
2 前項の通常点検の点検者は、消防署においては署長、分署においては分署長とし、指
 揮者は、消防署においては当直司令、分署においては副分署長とする。ただし、毎月の
 上旬には、通常点検に引き続き車両点検を実施するものとし、点検者及び指揮者は、通
 常点検の例による。
3 前項に規定する指揮者が不在のときは、当日勤務する者のうちで上席の者がその任に
 当たるものとする。

  (部隊編成)
第29条 当直司令は、署長が別に定める部隊編成表を作成し、署長に報告しなければなら
 ない。ただし、分署においては副分署長が、分署長に報告するものとする。
2 前項に規定する者が不在のときは、当日勤務する者のうちで上席の者がその職務を代
 理するものとする。

  (勤務交替)
第30条 当直司令及び副分署長は、通常点検終了後に次の事項を引継ぎし、勤務交替をす
 るものとする。
 (1) 前日の実施事項の大要
 (2) 引き継いで実施する事務又は作業
 (3) 職員の休暇及び欠勤等
 (4) その他必要と認める事項
2 前項の引継ぎが終わったときは、当該引継ぎを受けた当直司令及び副分署長は、それ
 ぞれ署長及び分署長に報告しなければならない。
3 第1項に規定する当直司令及び副分署長以外の職員の引継ぎは、担当者間において行
 うものとする。

  (通信勤務)
第31条 1回の通信勤務は、原則として2時間を超えない範囲で勤務するものとし、通信
 勤務に服する者は、次の事項を遵守しなければならない。
 (1) 交替者がいない状況で持ち場を離れないこと。
 (2) 通信指令室には、関係者以外をみだりに出入りさせないこと。
 (3) 勤務中は雑談し、又は新聞、雑誌を閲覧するなど、勤務に支障をきたす行為及び見
  苦しい行為をしないこと。
 (4) 勤務交替をするときは、申し送り及び引継ぎを確実に行うこと。
 (5) 勤務に服するときは、通信勤務表に押印すること。
 (6) 秘密事項は、関係者以外に漏えいしないこと。

    第2節 監督
  (監督員の責務)
第32条 監督員は、部下職員を的確に把握し、服務履行及び規律の保持について指導監督
 するとともに、安全管理及び衛生管理を適切に行い、職員の連帯感を高めて健全な組織
 づくりに努めなければならない。

  (報告)
第33条 監督員は、重要又は異例に属する事項については、速やかに所属長に報告しなけ
 ればならない。

  (会議)
第34条 署長は、必要に応じ会議を開催し、その状況を記録しておくものとする。

  (巡察)
第35条 署長又は副署長は、消防署及び分署の業務の執行状況及び職場環境の状況を把握
 するため、毎月一回以上巡察しなければならない。

    第3節 教養
  (教養)
第36条 職員の教養は、次の区分により行う。
 (1) 初任者教養 新たに採用した職員に対して行う教養
 (2) 現任者教養 現に勤務する職員に対し、職務遂行に必要な学科と実務について、次
  の区分により行う教養
  ア ー般教養 職員に対し、随時行う教養
  イ 専科教養 職員に対し、専門的な知識技能を修得させるために行う教養
  ウ 幹部教養 消防士長以上の階級にある職員に対し行う教養
  工 特別教養 消防長が監督員、職員等に対し行う研修

  (教養主務者)
第37条 教養主務者は、消防署においては副署長とし、分署においては分署長とする.

  (計画)
第38条 教養主務者は、毎月教養計画をたて、署長に報告しなければならない。

  (記録)
第39条 教養主務者は、実施した教養の結果を記録しておかなければならない。

   第5章 表彰
  (消防長表彰)
第40条 消防長は、次の各号の一に該当する職員及び団体(消防署、分署及び消防隊等を
 含む。)に対して、これを表彰することができる。
 (1)火災等の災害を早期に発見し、被害の防止に努めた功績顕著な者
 (2)火災等の災害防御活動において功績特に顕著な者
 (3)勤務成績が特に優秀で、他の模範である者
 (4)その他任務遂行上功績顕著な者
2 前項に規定する表彰は、署長又は課長からの上申に、基づき行うものとする。

  (表彰の期日)
第41条 前条の表彰は、消防記念日及び表彰に値する事案発生の都度行うものとする。

   第6章 雑則
  (準用)
第42条 この規程に定めるもののほか、職員の服務について必要な事項は、鹿角広域行政
 組合職員服務規程(平成6年鹿角広域行政組合規程第8号)の規定を準用する。

 (委任)
第43条 この規程の施行について必要な事項は、管理者の承認を得て、消防長が別に定め
 る。

   附 則
 この規程は、平成19年8月1日から施行する。

様式(省略)


鹿角広域行政組合消防本部
Kazuno Fire Department

○鹿角広域行政組合消防職員服務規程(平成19年規程第5号)